コラーゲンの基礎知識

コラーゲンの種類

コラーゲンは確認されているだけでも30種類が存在しており、I型、II型と区別されていますが、それぞれ存在する場所によってコラーゲンの働きや種類が異なります。

最も大量に存在するのは線維性コラーゲンであるI型で、皮膚や骨の主成分としての働きがあります。

皮膚では真皮層に非常に多く存在し、皮膚の強さや潤いを保つ働きがあり、骨では骨に弾力性を持たせる働きが在ります。

I型コラーゲンは、体内のあらゆる組織でコラーゲン細線維として組織の主成分として働いており、皮膚にも骨にも大量に含まれ、皮膚では真皮に70%含まれ、骨では90%も含まれています。

関節を覆う軟骨はⅡ型のコラーゲンで構成され、眼球の硝子体の成分でもあります。

Ⅲ型コラーゲンは、コラーゲン線維とは別の構造の細網線維という細い網目状の構造を形成し、細胞などの足場を作って血管の形成に利用されています。

Ⅳ型コラーゲンはⅠ~Ⅲ型の線維型コラーゲンと異なり、非繊維型コラーゲンで平面的な網目構造を形成し、血管壁でみる事ができます。

このようにコラーゲンはローマ数字で種類が区別されています。Ⅰ~Ⅲ型の線維型コラーゲンは分子の長さも300nmでどれも棒のような形をしていますが、Ⅳ型コラーゲンは非繊維型コラーゲンと言われるように、一般的に3重らせん構造をとるコラーゲンとは異なり、らせん構造をもたない平面構造です。

Ⅳ型はⅠ~Ⅲ型のように棒状ではないので、柔軟性に優れており、複雑な人間の血管を形成するのに役立っています。

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